ロービジョンケアとは
見え方に何らかの問題があり、生活や仕事、学習、外出などで困ることがあれば、ロービジョンケアの対象になります。まったく見えない方から、普段はよく見えていても特定の場面で困る方まで、その人の「困りごと」に合わせて支援していきます。
ロービジョンケアでは、眼鏡や拡大鏡だけでなく、スマートフォンやタブレット、電子ルーペ、ウェアラブル機器、AIを活用した視覚支援技術、便利なアプリや福祉サービスなど、さまざまな方法を組み合わせます。新しい技術についても、実際の生活でどのように役立つかを一緒に考えながらご紹介します。
大切なのは、「どれくらい見えるか」だけではなく、「何に困っていて、どうしたいか」です。一人ひとりに合った方法を一緒に考え、よりよい暮らしにつながる支援を行います。
当院の特徴
- check
お持ちの視機能を生かす補助具(拡大鏡・遮光眼鏡等)の選定・試用
- check
兵庫県点字図書館や地域の福祉・専門機関との連携
- check
日常生活の不便や見えづらさに合わせた個別の活用指導・アドバイス

ロービジョンケアで対応可能な疾患の例
この他のどのような眼のお困りも、お気軽にご相談ください。
緑内障
網膜疾患
角膜疾患
視神経疾患
主な疾患と治療
緑内障
眼圧上昇などにより視神経が障害され、視野が少しずつ欠けていく病気です。基本は点眼薬で眼圧を下げて進行を抑えますが、十分な効果が得られない・進行が強い場合は外科的治療(レーザー・手術)を検討します。
網膜疾患
カメラのフィルムにあたる網膜の障害や血管異常により、視野のゆがみや視力低下を引き起こす病気です。症状や進行度に応じ、点眼薬のほかレーザー治療、抗VEGF抗体(硝子体)注射、手術などを行って視機能の維持を目指します。
角膜疾患
黒目の表面を覆う透明な膜(角膜)に傷や炎症、感染が生じ、目の痛みや異物感、見えづらさを引き起こす病気です。原因(傷・細菌・ウイルス・アレルギーなど)に応じた点眼薬や軟膏で治療を行います。
視神経疾患
目から脳へ情報を伝える「視神経」の障害により、視野の欠損や急速な視力低下が起こる病気です。原因(炎症・虚血・圧迫など)に応じ、ステロイド薬などの内服・点眼治療や、原因疾患の精密検査・専門的な治療を行います。

